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裏にも絵が... [南極]

ここんところ忙しくて、更新をさぼっていました。まだまだスギ花粉症の季節が続きます。アレルギーを持っている人はご注意ください。

さて、今日はスギ花粉症も細菌感染もない南極関連のグッズです。(耳鼻咽喉科医はあがったりな世界ですね。)
南極観測船「宗谷」のジグソーパズルです。おそらく、第1回の南極観測の前後に作られたものと考えられます。絵がいかにも昭和の雰囲気ですね。

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29ピースのジグソーパズルですが、ペンギンの形をしたピースがあるのに気付いた方はいますでしょうか?
この写真ではちょっとわかりにくいですが、クレーンで吊るされたセスナの日の丸の部分から下にかけてのピースがペンギンの形をしています。他にもいろんな形が隠されているようなので探してみてください。

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裏面には改装前後の「宗谷」の解説図や砕氷の仕方、南極の基地などが描かれています。発行はアポロ社で、定価100円だったようです。売り上げの一部は朝日新聞社を通じて南極地域観測に寄付されたようです。

さて、このジグソーパズルが普通と違う点は、ジグソーのピース自体の裏面にももう一つ絵が描かれている点です。

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犬ぞりと宗谷の絵です。こちらの写真の方が「ペンギン型のピース」がわかりやすいかもしれません。

南極観測も歌とともに [南極]

今日ご紹介するのは「南極観測隊の歌」のレコードです。1979年に作られたようです。

作詞   小高熹郎(おだかとしろう)
作編曲  八洲秀章
歌     平野忠彦と二期会フラウエン・アンサンブル

B面はカラオケになっています。

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日本極地研究振興会の協力のもとに作製され、柴田鉄治さんの撮影した写真が使われています。荷物を降ろしている南極観測船「ふじ」の写真です。残念ながら表にはペンギンはいませんが、裏の歌詞のところにペンギンの絵があります。

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「南極観測隊の歌」について
http://pub.ne.jp/antarctica/?entry_id=3176628
こちらのサイトでは「服部正さん作曲、酒井智恵子さん作詞で、JASRAC検索によると藤山 一郎さんが歌っているようです」とあります。

また、ウィキペディアでは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E5%B1%B1%E5%BD%B0
若山 彰(わかやま あきら)さんが歌っているとあります。

複数の人が歌っていたのでしょうか?それとも、別の曲があったのでしょうか?

今年もあとわずか。年賀状にもペンギンが... [南極]

昭和32年と言えば、第1回の南極観測隊の年です。予算不足の中、朝日新聞社が後援をしていました。ということで、この前後に朝日新聞社関連の南極観測隊グッズがいくつかあります。以前ご紹介した「マッチラベルとバッジ」もそのひとつです。
今年最後にご紹介するのは、そんな朝日新聞社が昭和32年の年賀状として作ったものです。

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「南極観測を成功させましょう」という合言葉とともに日の丸に南極の地図がデザインされています。下の方には氷山とアデリーペンギンが描かれています。

宛名面には切手を貼るところに前回紹介したバッジと同じデザインのペンギンの絵があります。新聞の販売店の判子が押してあるので、各店舗からお得意先に出す用の年賀状だったのでしょう。


今年もあと1時間を切りました。
今年は心を入れ替えて、まじめにペンギングッズ紹介を続けてきました。
最近、仕事も仕事関連も仕事以外も忙しいことが多く、年末年始も3つの講演及び発表の準備に追われています。でも、なんとかサイトの更新は続けたいと思っています。(忙しい時ほど息抜きをしてしまう)
新しい物の紹介は別のサイトにまかせて、ひたすら珍しいもの、古いものを中心に紹介してきました。今後も基本はこの方針で行くつもりです。まぁ、来年は多少ペンギン以外も入れていくつもりですが。

それではみなさん、よいお年を。

紙芝居のミステリー [南極]

1960年代頃までは近所の公園に紙芝居のおじちゃんが来ていました。小学校でも紙芝居を見た記憶があります。職員室にはたくさんの紙芝居が置いてあり、クラスで好きなのをリクエストして読んでもらった記憶もあります。今はどうなんでしょうか。年に何回か小学校や保育園に行く仕事がありますので、今度行った時に確かめてみようと思います。
さて、今日ご紹介する紙芝居はその名もずばり「ペンギン」という作品です。南極観測船「ふじ」の後ろ姿と見守るペンギンたちからお話が始まります。

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文:中村小坡
画:伊藤悌夫

昭和41年4月5日印刷発行   12枚  定価400円
編集発行者  升川清雄
印刷所  株式会社 あかね印刷工芸社
発行所  株式会社 教育画劇

実はこの「ペンギン」という紙芝居を2種類持っています。
中身は全く同じなのですが、外箱と定価のみが違います。
勿論、上述した発行所も発行日もまったく同じなのですが、定価が400円ともう一つは上に訂正のシールが貼ってあり480円です。外箱が2種類というのはわかるのですが、同じ発行日で定価が違うというのは全く持ってミステリーです。

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この写真の上の方が「教育出版 新編・標準 こくご 2ねん上」とあり「2年生 教科書準拠版」です。「監修・坪田譲治 指導・馬場正男」まで記載があります。しかも、あらすじと解説とねらいまで記載されています。さすが教科書準拠品。しかも400円。

下は「かみしばい 幼児童話傑作選(第2集)」とあるだけで定価は480円と80円も値上げしています。

教科書準拠で公費が入っているOR小学校が大量に買ってくれることがわかっているから安いのか、それとも、インフレで値上げをした時、単に日付も変えずシールで済ませたのか。事情をご存知の方教えてください。

船でも飲酒運転はご遠慮ください。 [南極]

薦被り(こもかぶり)といえば、普通四斗樽ですが、これは300mlのミニチュアサイズです。

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これは初代「砕氷艦しらせ」の記念品の薦被りです。佐賀県伊万里市の宗政酒造のお酒です。
海上自衛隊では「南極観測船」ではなく「砕氷艦」と呼んでいるようですね。現在はウェザーニュースが譲り受けて「SHIRASE」という名前になっています。

退役して4年たちましたが [南極]

南極観測船「しらせ」(初代)の就役記念の盾です。
昭和57年11月12日に就役した時の記念品です。現在の2代目「しらせ」の時もこのようなりっぱな記念品があったのかどうかは知りませんが、あったならば是非とも入手したいものです。

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「J.M.S.D.F. ICEBREAKER SHIRASE 」「砕氷艦しらせ就役記念」「57.11.12」
しらせは海上自衛隊の自衛艦で文部科学省の国立極地研究所が所有していました。一般には南極観測船と言っていますが、自衛隊では砕氷艦という名称です。

しらせを見下ろすように氷の上にいる2羽のアデリーペンギンがかわいいですね。

南極観測を成功させましょう [南極]

初めての南極観測隊を送り出した頃(昭和31年・32年)の朝日新聞社の記念品です。マッチのラベルとバッジです。

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曲線を組み合わせて、他では見ない、なかなかユニークなデザインのペンギンです。バッジの方は足の部分のデザインが多少違うのは仕方のないことですが、もう少し足を後ろにずらして白黒のラインを合わせてくれてもよかったのにと思ってしまいます。

南極の石 [南極]

今回ご紹介するのは南極の石です。ペンギングッズコレクターですので、やはりペンギンがいないと単なる石だけでは意味がありません。3羽の親子と思われる木製のペンギンがアクセントになって置物としてもいい感じです。

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ペンギンの横にあるびんに入っているのはガーネットの砂です。
ラベルには「友愛の砂  ガーネットサンド」「南極大陸特産  第28次南極観測支援記念」とあります。よく見ると縞模様の石の間に小さなピンク色の砂粒がありますが、これがガーネットでしょうか。

南極と言えばやはりペンギン [南極]

ペンギンは南半球では赤道直下から南極まで広く分布していますが、逆に南極と言えばやはり先ず出てくるのはペンギンでしょう。
南極観測隊の関連グッズにもたくさんのペンギンたちが活躍しています。
これもその1つで「第六次南極観測隊(1961-1962)の記念品のオイルライター」です。プリンス製です。

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日の丸を持ったかわいいペンギンのイラストです。くちばしがまるでタラコ唇なのが愛嬌です。

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